夏魚といえば、一般的には真あじのことをいいます。体の両側の後方にあるゼイゴという棘のようなものが特徴で、旬は5~8月頃です。
あじ4尾、茄子2本、青ねぎ(小口切り)40cc、一味
A:出汁800cc、味噌35g
1.あじは腹を開いて内臓などを取り除
き、流水できれいに洗いゼイゴを取
る。
2.水気を拭き取り、三枚におろして腹
骨をすき、骨抜きで小骨を取る。
3.皮が破れないように、両面の表面に
包丁筋を中央に入れます。大きな上
身ならば二等分に切り分けます。ご
く薄く身側に振り塩(分量外)を
し、約10分置いて馴染んだら、浮
いた水分を拭き取り串打ちをして焼
きます。
4.茄子は縦に包丁筋を入れて網で焼き
茄子にして皮をむき、二つ割にしま
す。
5.鍋にAの出汁を入れて温め、好みの
味噌を入れて溶き一度漉します。少
し淡味の仕立てにするとおいしい。
6.再度鍋に5を入れて中火で温めま
す。火から下ろすとき、3の焼きあ
じを入れ直ぐに深椀に盛り、焼き茄
子を添えたっぷりの煮汁を注ぎ、小
口切りの青ねぎを天にのせて一味を
振り仕上げます。
※この魚の汁物は、洗練された夏魚の一
品料理になります。