新緑の歓び、鯉の飴煮

2024年02月28日
  • 5月
  • 煮肴

コイ科の淡水魚。春と冬が食べごろ。冬の鯉は寒ゴイと言われる。必ず生きているものを求めさばく。

活き鯉1.5~2㎏(子持ち)、針生姜、スライス生姜、竹皮

水2、酒2、上白1、濃口1、水飴0.3

1 鯉は鱗をすき切りにし、頭を切り落として苦玉を取り除く。

2 内臓ごと筒切りにして水洗いをし、内臓は外し子は残す。

3 一度水から軽くゆでる。

4 鍋に、切れ目を入れた竹皮を敷き、3の鯉を重ならないように並べる。

 スライス生姜も加える。

5 水と酒を鯉の1㎝くらいまで注いで、中火弱で落し蓋をして、やわらかくなるまで煮る。(約40分)

6 やわらかくなったら上白、濃口と加えて中火弱で煮詰めていく。

 ときどき煮汁をすくってかけながら煮込む。

7 煮汁が1/3量まで煮詰まったら水飴を加える。

 水飴がなじんだら仕上がり。

8 器に盛り付けて煮汁を回し入れ、針生姜をたっぷりとのせて供す。

 ※水飴を加えると艶よく、骨と実がはがれやすくなる。

 ※竹皮はやわらかくする効果がある。

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