鶉と栗の煮合せ

2025年11月27日
  • 11月
  • 煮物

 独特な風味を持つ豊橋鶉と栗は初冬の出合いもの。栗のほのかな甘みに合わせて、豊橋鶉は旨煮にしています。

1.豊橋鶉肉の旨煮
(1)鶉を捌く。ガラはしっかりと掃
    除をして、丁寧に水洗いをしま
    す。玉葱の乱切りとともに鍋に
     入れ、たっぷりの水を注いで強
     火にかける。沸いたらアクを取
    り、弱火にして1時間ほど煮出し
   てガラスープをとる。
(2)鶉の端肉や首周りなどの肉を包丁
   で叩いて挽肉にしておく。玉葱
   (挽肉の3割くらい)をみじん切
   りにして、水にさらして絞ったも
   のと卵黄(挽肉の1割くらい)
   を挽肉によく混ぜ合わせる。塩
   で淡味(0.3%くらい)をつける。 
(3)鶉の上身に片栗粉をはたき、肉
   薄の部分に(2)の挽肉パテを
   塗り付け、さらに表裏に片栗粉
   をはたき4等分に切る。
(4)フライパンを熱してサラダ油を
   引き、(3)の鶉を皮目から強火
   で焼く。焼色が付いたら返して
   軽く焼き固める。それに熱湯を注
   いですぐに笊に取り、油抜きをす
   る。
(5)(4)の鶉を鍋に入れ、(1)の
   ガラスープに出汁を同割で合わせ
   てひたひたに注ぐ。強火にかけ沸
   いてきたら、酒・砂糖・濃口・み
   りんで調味して旨煮にする。
    ※ガラスープ3、出汁3、酒1、
   砂糖0.5、濃口1、みりん1
(6)煮汁を少し別鍋に取り、残りの煮
   汁に水溶葛(2%~)を引いてと
   ろみを付け、盛り付けた鶉の旨煮
   にかける。

2.しめじと菊菜の合わせ煮
(1)しめじを手で捌き、菊菜は1cmに
    切る。
(2)1の(6)で取りおいた煮汁に、
    1の(1)のガラスープを合わ
    せて淡口で調味して八方地に調
    え、(1)をさっと煮る。
   ※煮汁300cc、ガラスープ
    300cc、淡口15cc

3.栗の八方煮
(1)栗は一晩水に浸してから鬼皮を剥
   ぐ。
(2)尻から先に向かって形を整えるよ
   うに渋皮を剥ぐ。
(3)薄い立塩(0.5%くらい)に1時
   間くらい浸す。これは煮崩れしに
   くくなるための処置。
(4)(3)の栗を強火で約10分蒸し
    て、5分くらい火を入れる。
(5)淡口八方地に淡口を少し足してし
   っかりめに調え、さらにひと煮立
    ちさせる。深目のバットに注ぎ
    入 れて(4)の栗を浸し、その
   まま栗が煮崩れしないように強火
   で約10分蒸し上げる。
   ※淡口八方地(出汁8、 みりん
    1、淡口1)+淡口0.1

4.盛り付け
 好みの鉢皿にバランスよく盛り合わせ、鶉の旨煮に化粧あんをかけて供す。

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